皆様こんにちは。
本日も株式会社創建設備のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
さて、本日は前回の続きで、1F作業スペースのエアコンが使えるようになるまでのシリーズ第2弾です!
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
エアコンに繋がっている配管って何?
前回、エアコンが天井についた状態を眺めながら、強い達成感を感じていました。
(ただ見ていただけのやつが何を言う)
※前回の記事はこちら↓
1F作業スペースにエアコンが付きました!①
しかしまだこの状態ではエアコンは使えないという事実が判明しました!
そうです、配管がまだ通っていなかったのです。
その配管とは、冷媒管とドレン管です。
はい、『えっと・・・冷媒管とドレン管って・・・?』という声、しっかりキャッチしてますよ!
ご安心ください、誰も置いていかないように、今回もしっかりまとめていきますよ!(私も素人だけど)
冷媒管とは?
・エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管
・液体が通る管と、気体が通る管を2本セットで設置する
→必ず2本がセットになるため、ペアコイルとも呼ばれている
・室内機と室外機を繋ぐ管の中を冷媒ガス(代替フロン)が移動することで、熱をコントロールしてくれる
何故涼しい風や温かい風が出せるかのしくみを詳しく説明すると、化学の話になって結構ややこしくなるため、今回は割愛します。
ざっくり、温度を調節するために必要なパイプと覚えておくと良いかなと思います。
ドレン管とは?
・エアコンから出る水を外に排出する管
・ドレンは英語で「drain」という単語から来ていて、意味は「排出する」
ちなみになぜエアコンから水が出るかというと・・・
空気には、冷やされると空気中に含むことのできる水分量が減る性質がある。
冷やされた空気から出た水分、それがあのエアコンから出る水の正体です。
・・・なんとなく分かって頂けたら嬉しいです。笑
冷媒管を繋げよう!
↑ずいぶんとざっくりした室外機と室内機のイメージ図ですが…
一般家庭等にある通常のルームエアコンは、室外機と室内機が1つずつです。
しかし、今回創建設備で設置したのは、業務用のエアコン。
業務用のエアコンは、1台の室外機に複数の室内機を繋ぐのです。
今回の場合は、イラストのように1台の室外機に複数の室内機を繋ぎます。
↑創建設備の室外機の写真
↑下から撮るとかなり大きいことがよく分かりますよね。
ロウ付けで冷媒管を繋ぐ!
冷媒配管を繋ぐ方法の一つにロウ付けという溶接の方法があります。
ロウ付けは技術も経験も必要で、誰もが上手にできることではないため、
近年では継手を使って冷媒配管を繋ぐ方法も使われているそうです。
ロウ付けの時にタオルを巻いている理由は?
↑ロウ付け作業中のNさん
さて、一つ前のブロックで、冷媒管にタオルが巻いてあることに気が付いたでしょうか?
私はそのタオルの存在が気になって、「タオルに火が燃え移ってしまわないかしら」と思いながら見学していました。
そのことを作業を終えたNさんに質問したところ、
『濡れタオルを巻いて、他の箇所に熱が伝わるのを防いでいるんだよ。
濡れタオルを巻かないと熱が伝わり過ぎて、冷媒管に巻いている保温材が溶けちゃうんだよ』
と教えてくれました。
なるほど。
しっかり濡らしたタオルだったんですね!
「燃え移ってしまわないかしら」という私の心配は完全に無用でした。
ベテランの職人さんが、素人に心配されることをするわけないですよね。笑
冷媒管とドレン管の設置完了!
先程のロウ付け作業を終え、保温材が巻かれ、綺麗に整えられた配管がこちら。
すっきりまとめられていて美しいですね!
Nさん、作業お疲れさまでした!(拍手)
一緒に働きませんか?
現在、株式会社創建設備では一緒に働いてくださる現場スタッフを募集中です!
こちらの採用ページに、より詳しい情報が載っておりますので、ぜひご覧くださいませ。
何かご不明点・ご質問等ございましたら、お気軽にお電話くださいませ!
事業内容
弊社が請け負っている業務は下記の通りです。
・給排水設備工事
・冷暖房設備工事
・空調換気設備工事
・プラント配管設備工事
まとめ&スタッフのひとりごと
今回の記事では冷媒管とドレン管の役割、冷媒管のロウ付け作業についてまとめました。
建設関係の方には当たり前の知識かもしれませんが、私のように詳しくない方にも少しでも冷媒管やドレン管の役割や、作業の流れが伝わっていたら良いなと思います。
ところで、新しく導入されたいいね!機能がだんだん浸透してきて、前回の記事のいいねが増える度にニマニマしながら隣の席のMちゃんと、後ろの席のSさんに報告している私です。
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本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
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