事務スタッフ通信

台風で雨漏り事件発生!

皆様こんにちは。
本日も株式会社創建設備のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!

先日、いつも積算のことを教えて頂いている方から『ブログ読んでますよ』という声を頂きました。
お世話になっている方からの予想していなかったお言葉に、もう小躍りです。
初めて直接耳に届いたファンからのエール(誰もファンとは言ってない)をガソリンに、
今回のブログも走り切りたいと思います!!

今回のブログは、台風で雨漏りが発生した出来事と、その補修についてまとめていきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ!

 

 

 なんだか冷たいと思ったら水浸しだった

これは6月の初めの出来事。
2階のトイレに入っていたら、なんだか上からポタっと冷たい水が腕に落ちてきました。
見ると天井から水がポタっと垂れてきてるじゃありませんか!
下を見るとコップの水をこぼしたかのように広範囲に濡れていました。
ありゃ、こりゃ雨漏りだな・・・と、1階にいる職人さん達に報告にいきました。


脚立を持って駆けつけてくれた職人のYさんと、このブログではすっかりおなじみのIさん。
Yさんがトイレの換気扇を手早く外し、天井裏の様子を確認すると・・・

屋根裏の写真、雨漏りが発生した時の屋根裏の様子


このようにところどころ水が入ってきているようでした。
それが垂れて、ある程度屋根裏で溜まって、さらに天井を越えてきたわけです。

屋根裏の写真、雨漏りが発生した時の屋根裏の様子


↑しずくのイラストが描いてある部分に水滴があるのが分かるでしょうか?

雨漏りと関係ないですが、天井裏ってこうなっているんですね!と少しワクワクしたのでした。

 

 

 雨の日でなければ場所を特定できない

そこから職人さん達が応急処置に取り掛かってくれました。
屋上に登って、水が入ってきている場所を特定しようという話が聞こえてきたので、
思わず私は「何もこんな雨降りの中でやらないで、晴れて安全な時にやったらいいんじゃ…」
と心配性なおばあちゃんみたいな口出しをしてしまいました。
 
すると「降ってる時にやらないと、原因の場所を特定できないんだよね」とYさん。
ああ、なるほど、納得です!
素人はついつい保守的な思考になりがちですが、問題を解決しようとする職人さん達はやっぱりすごい。
そして雨が降る中、梯子で屋上に登ってくれたIさんをここに称えたいと思います!(拍手)
 

 ↑実際はしっかり雨具を着たり、いろいろ安全対策をしていましたが絵では省略。
 

 

 コーキングで補修

後日、雨が止んだ時に、今度はNさんが屋上に登って補修してくれました。
その様子をばっちり写真に撮ってきてくれた(ありがたい)ので、しっかり公開していきます!

屋上の写真、雨漏り補修の前の屋上の様子

屋上の写真、雨漏り補修の前の屋上の様子

屋上の写真、雨漏り補修の前の屋上の様子

屋上の写真、雨漏り補修の前の屋上の様子

補修前の写真までしっかり撮ってくれたところが、さすがNさんですよね!
続いて、補修後もいってみましょう。

 

屋上の写真、雨漏り補修をした屋上の様子、コーキング材、コーキング処理

屋上の写真、雨漏り補修をした屋上の様子、コーキング材、コーキング処理

屋上の写真、雨漏り補修をした屋上の様子、コーキング材、コーキング処理

 

 

この補修方法を“コーキング”というようです。
コーキングという言葉に馴染みがなかったので、調べた内容を簡単にご紹介します!

 

 

 コーキングとその役割は?

・コーキングとは、外壁材のすき間を埋めるために使うゴム状のもの
・防水機能があり、すき間から雨水が侵入するのを防止できる
・柔らかく弾性があり、地震などの揺れで外壁にかかる衝撃を吸収し軽減する役割もある

 

 コーキング材はどうして劣化する?

さて、よく見るとBeforeの写真でもコーキング材が使われていたような痕跡がありましたよね。
それが劣化して、今回の雨漏りに繋がったのかと思います。
では、どうしてコーキング材が劣化してしまったのでしょう?
調べてみると、なかなか面白かったので載せておきます。

 

 キーワードは“可塑剤”

コーキング材に含まれる可塑剤(かそざい)というものが、
紫外線によって気化して表面に浮き出てきます。
これによりひび割れが発生し、放置するとひび割れが大きくなってしまうようです。

可塑剤(かそざい)とは、ある材料に柔軟性や弾性を与えるために添加される物質の総称である。一般的には、プラスチックやゴムといったポリマーに対して使用される。可塑とは「柔らかく形を変えやすい」という意味の語である。

可塑剤 – Wikipedia

 

可塑剤という言葉は耳馴染みがないですが、使われているものを想像すると理解しやすいと思いました。
よく小学生の頃などに、消しゴムが筆箱や学習机のビニールのマットなどに貼り付いてしまった経験はないでしょうか?
それがまさに、消しゴムに含まれている可塑剤が別の物体に移ってしまうことによる現象のようです。

今回のコーキング材の劣化で考えると、
可塑剤がコーキング材の中から別の場所(空気中)に移ってしまうことによって、
コーキング材の中から可塑剤がいなくなっている状態です。
それによりコーキング材から柔軟性や弾性が失われ、すき間・ひび割れが起こってしまったのですね。
 
 

このようにして詳しく調べていくと、知らなかったことを学べて面白いですよね。
今回のブログも長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました!
よろしければ下まで記事は続きますので、お付き合いくださいませ。

 

 


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 事業内容

弊社が請け負っている業務は下記の通りです。
給排水設備工事
冷暖房設備工事
空調換気設備工事
プラント配管設備工

 雨漏り事件の裏側で起こっていた別の事件

ビニテといえば?、ビニール手袋、ビニールテープ、マンガ


雨漏り補修の過程で登場した「ビニテ」の言葉から起こったすれ違い事件。
Iさんを信じて持って行った「ビニール手袋」のおかげで気まずい空気になってしまったのが、
なんだかおかしくて、ついついマンガにしてみました。
Yさんには出演依頼をできていないので、かわいいキャラ仕様にしてあります。
Iさんにはいつも感謝しておりますが、この件に関してはしっかりと潔白?を主張しておきたいと思います。笑

さて、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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