空調換気設備工事

銅管加工のいろいろ【パイプベンダー編】

皆様こんにちは!
株式会社創建設備のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日のブログは、銅管加工のひとつ、【ベンダー】についてまとめていきます!

 銅管(冷媒管)は綺麗に曲げることができるらしい

銅管の曲げ加工の加工前後の様子です。まっすぐの銅管が直角に加工されています。パイプベンダーを使って加工しました。

 
こちら、以前エアコン設置の際にも登場した「冷媒管」=この写真の銅管です。
(この銅管はこちらの記事でNさんが溶接(ロウ付け)している配管と同じものです!)
→ 1F作業スペースのエアコン② ~冷媒管とドレン管とロウ付け編~


エアコンの冷媒管は、この銅管を覆って保温材を巻いているので、素人からすると違うものに見えたりするのですが、保温材を外すとこのような銅管になっているのです!

 

上の写真は、いつものように優しいNさんがブログネタを提供してくれた際に撮らせてもらいました。
しかしここで疑問が。
「銅管を綺麗に曲げる技術があるようだけど、どんな場面で使うの?」
そして、「どうやったらこんなに綺麗に曲げられるの?」

そんな様々な疑問について、職人さんに取材してきましたので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ!

 

 

 曲げられた銅管が使われているのはどこ?

さて、実際に銅管を綺麗に曲げる必要がある場面とは、どんなところ?
そう疑問に思い、Nさんに取材に行きました。

Nさん「手でも曲げられるんだけど、無理に曲げると折れてしまったり、アール(角の丸み)が大きくなってしまったりするんだよ」
と教えてくれました。

エアコンの冷媒配管の様子です。綺麗に直角に加工した冷媒配管(銅管)が設置されています。


そしてこちら、最近設置されたエアコンに繋がる冷媒管の曲がった部分を撮影してきました。
すっきり!!なんて美しい仕上がり・・・!

 

 

 銅管を曲げる道具「パイプベンダー」

さて、皆様お待ちかね、早く実際に銅管を曲げる道具や作業風景を見せてくれよ!という話ですよね。

 

 

パイプベンダー、ベンダー、銅管を曲げるために使う道具です


はい、こちらが銅管を曲げる道具、パイプベンダーです!
パイプベンダーには手動式、電動式、油圧式の種類があるようですが、この写真のものは油圧式です。
手動<電動<油圧の順にパワーがアップするようです。


写真のベンダー、真っ赤でかっこいいですね。(見たままの感想すぎる)
余談ですが、職人さんの道具を選ぶ際のメーカーへのこだわりや、色へのこだわりはどんな感じなのでしょうか?
道具を車に綺麗に収納する様子から、いつもお世話になっているNさんはこだわりがあるんじゃないかな~と勝手に想像しています。
今度、詳しく聞いてみたいなと思いました!

Nさんの道具収納の記事はこちら→ 職人さんの車のカスタマイズをご紹介!

 

 

 実際にパイプベンダーを使っている様子

パイプベンダーを使っている様子です。油圧式のパイプベンダー

パイプベンダーを使っている様子です。油圧式のパイプベンダー


こちらがパイプベンダーを使って銅管を綺麗に曲げている様子です。

 
 

油圧式のパイプベンダーにより綺麗に曲げられた銅管の様子です。


こんなに綺麗な直角に!!


・・・

・・・・・・

あの・・・この道具が大活躍しているのは分かったんですが、
なんでこんなに綺麗に曲がるのか仕組みが分からないんです!


そんな私の心の叫びを、再度職人さんにぶつけるのでした。

 

 

 パイプベンダーの仕組み

「パイプベンダーを使うと綺麗に曲げられる」という結果だけでは満足できず、その仕組みをしっかり理解したいと思った私、早速事務所でSさんに質問しました。
すると図に書いて詳しく説明してくださり、なんとなくイメージできました!

↑いつも私の疑問に答えてくれる優しいSさん。

 


しかしブログを書き進めるうちに、やっぱり実物を見て写真を撮りたい!となり、再びの取材へ。笑
休憩中だったにも関わらず、IさんSさんが説明してくださいました!

パイプベンダーの仕組みを説明するための画像です。油圧式のパイプベンダーはダンベルのように重いです。

びっくりする程重いんですこれが!!
 慣れていない素人が一日に何度も使ったら、翌日は痙攣してペンや箸を持てなくなるレベルでずっしり

 
 

パイプベンダーの仕組みを説明するための画像です。油圧式のパイプベンダーはダンベルのように重いです。

↑自転車のブレーキのような部分を何度か握ると、「注目」の部分が上がっていきます!
 「なるほどー!こうなっているんですね!」と大満足でした。

 

 

 仕組みが分かった上でもう一度見てみよう

パイプベンダーの仕組みを説明するための画像です。油圧式のパイプベンダーはダンベルのように重いです。

正直最初は綺麗に曲がっていく銅管にばかり注目していて、仕組みはあまり理解していませんでした。
しかし仕組みを理解した上で改めて見てみると納得!

油圧式のパイプベンダー


また、このパイプベンダーは曲げる銅管によって、使うパーツのサイズを変えるそうです!
よく見ると溝の大きさが違うのが分かりますね!

 

パイプベンダーを使っている様子です。油圧式のパイプベンダー


↑①と②のサイズが、銅管に適したサイズかどうかをきちんと確認するのもポイントのようです。
 

 


 

 


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こちらの採用ページに、より詳しい情報が載っておりますので、ぜひご覧くださいませ。
何かご不明点・ご質問等ございましたら、お気軽にお電話くださいませ!

 

  

 事業内容

弊社が請け負っている業務は下記の通りです。
給排水設備工事
冷暖房設備工事
空調換気設備工事
プラント配管設備工事

 

 

 スタッフの感想

パイプベンダーについての今回のブログはいかがだったでしょうか?
建設知識ゼロのスタッフがまとめた内容なので、プロの職人さん方には常識の内容だったとは思います。
もしここは違うよ!という点がありましたら、教えて頂けたら幸いです。

また、ブログを読んだよ!の証に、ブログの上下にあるハートマークを押して応援をお願いします!
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ぜひまた次回のブログもご覧くださいね!

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